全国共通の注目補助金(2023年9月締切②)

今回は、全国共通の事業者様が活用できる補助金のうち、申請締切が2023年9月の補助金をいくつかご紹介いたします。
是非、ご活用ください。

中小企業新事業創出促進対策事業費補助金

副業・兼業を促進し、企業間・産業間の労働移動の円滑化を図ることを目的として、企業等が副業・兼業に人材を送り出すため、または副業・兼業の人材を受け入れるために要する費用について、本事業を通じてその経費の一部が助成されます。
自社の従業員が他の企業等での就業等を行うことを認めるための環境整備や、他の企業等において雇用契約又は業務委託契約に基づき就業している個人と新たに雇用契約又は業務委託契約を締結した上で、同契約に基づき、当該個人が当該他の企業等での就業を継続している状態のまま、自社の業務に就業させるなどの要件を満たす必要があります。

【補助上限】
類型A(副業・兼業送り出し型):100万円
類型B(副業・兼業受け入れ型):250万円
【補助率】
1/2以内
【申請締切日】
令和5年9月29日(金曜日)

副業・兼業支援補助金 (fukugyo-kengyo-hojo.jp)

小型旅客船等安全対策事業費補助事業

知床遊覧船事故対策検討委員会において早期搭載の促進が必要とされた3つの安全設備(改良型救命いかだ等、業務用無線設備、非常用位置等発信装置)について、導入費用の一部が補助されます。
旅客定員13名以上の船舶(海上運送法の適用を受けない遊漁船を除く)または旅客定員12名以下の船舶のうち、海上運送法の適用を受ける事業者が使用する船舶が補助の対象となります。

【補助上限】
6万円~38万円
【補助率】
1/2以内、1/3以内
【申請締切日】
令和5年9月29日(金曜日)

令和4年度補正予算 小型旅客船等安全対策事業費補助事業 (marine-safe.jp)

LCCM住宅整備推進事業

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて住宅の脱炭素化を目指すため、戸建住宅において、建設時、運用時、廃棄時に出来るだけ省CO2に取り組み、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含めライフサイクルを通じてCO2の収支をマイナスにするライフサイクルカーボンマイナス(LCCM)住宅の新築に対して補助金が交付されます。
強化外皮基準を満たした上で、再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から25%以上の一次エネルギー消費量削減するなど、細かな要件が設定されています。

【補助上限】
140万円/戸
【補助率】
1/2以内
【申請締切日】
令和5年9月29日(金曜日)

LCCM住宅整備推進事業実施支援室 (lccm-shien.jp)

団体経由産業保健活動推進助成金

当該助成金は、事業者が使用する労働者の健康管理、健康教育その他の健康に関する業務について、事業者及び産業医等の産業保健関係者が行う自主的な産業保健活動を支援することにより労働者の健康の確保に資すること並びに小規模事業場の事業主及び労働者に対する産業保健サービスの提供による労働者の健康確保を図ることを目的にしています。
中小企業や労働保険の特別加入者を支援する団体等が、傘下の中小企業等に対し、産業医、保健師等の専門職の他、産業保健サービスを提供する事業者と契約し、産業保健サービスを提供した際、その費用の一部が助成されます。
共同事業主の場合は、10以上の事業場で構成されており、中小企業主の割合が1/2以上を占め、1年以上の活動実績があることなどが要件とされています。

【助成上限】
100万円
【助成率】
4/5以内
【申請締切日】
令和5年9月29日(金曜日)

助成金 (johas.go.jp)

記事の投稿者

行政書士くにもと事務所
特定行政書士 國本 司
愛媛県松山市南江戸3丁目10-15
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