障がい者スポーツ指導員(初級)養成講習会

皆さん、こんにちは。行政書士の國本です。

先日、障がい者の適性に応じた競技種目や、リハビリテーションとの関連性等の研修により、障がい者スポーツ指導者の育成と、障がい者スポーツの振興に寄与することを目的とした、「令和4年度愛媛県障がい者スポーツ指導員(初級)養成講習会」が、全4日間の日程で実施されました。

障がい者スポーツ指導者とは

障がい者スポーツ指導者とは、公認障がい者スポーツ指導者制度に基づき、日本パラスポーツ協会により、資格認定された指導者のことです。日本国内のパラスポーツの普及と発展を目指し、専門的な知識や技術を有する人材の育成などを目的としています。
障がい者スポーツ指導者は、障がい者のスポーツ参加のきっかけ作りを支援する初級指導員、地域のパラスポーツの振興のリーダーとして、充分な知識や経験に基づき指導する中級指導員、パラスポーツの高度な専門知識を持ち、地域の初級・中級指導員を取りまとめる上級指導員に分けられます。
さらに、高い専門性が要求される、スポーツコーチスポーツトレーナースポーツ医の全部で6種類の資格により構成されています。

講習会の様子

初級指導員養成講習のうちの1コマの『障がいのある人との交流』で1時間30分程度、お話しをする機会をいただきました。
受講生としては大学生、スポーツ施設の職員、理学療法士、一般企業にお勤めの障がいをお持ちの方など、障がい者スポーツに関心のある、約40名の方が参加されていました。

私は今から約20年前に仕事中の事故で脊髄を損傷し、車いす生活を余儀なくされました。
そこから車いすバスケットボールにも深く関わってきたので、これまでの体験や課題などを受講生と共有するのが私の役割です。

私自身は障がい者スポーツ指導者の資格は保有していないため、講義といえるような立派なものではなく、私が障がいを負った経緯や車いすユーザーとしての日常生活、車いすバスケットボールの魅力、また障がい者としての社会に対する思いや、これまでの取組みなどを中心に話しました。

私の経験など、人前でお話しするに値するとは思いませんが、せっかくいただいた機会なので、1人の障がい者として率直な意見を伝えることで、共生社会の実現に向けて、微力ながらお役に立てればとの思いです。

また、障がい者スポーツの魅力を発信し、1人でも多くの方に関わっていただくことで、車いすバスケットボール競技のみならず、愛媛県内の各競技団体の発展と普及活動の一部を、少しでも担うことができれば、これまで私を支えてくれた、障がい者スポーツに恩返しできるのではないかと思っております。

終わりに

弊所は相続・遺言手続き、補助金申請のサポートを中心とした行政書士の業務により、地域の皆様にお役立ちすることを理念に掲げておりますが、障がい者スポーツ(特に車いすバスケットボール)を通して、私にできる形で、地域社会に貢献できる活動にも尽力してまいります。

記事の投稿者

行政書士くにもと事務所
特定行政書士 國本 司
愛媛県松山市南江戸3丁目10-15
池田ビル103号
TEL:089-994-5782
URL:https://kunimoto-office.net/

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